【日曜大工】物置小屋を作って分かったこと その1(基礎)

建築

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2018年8月23日 更新 (図面を追加)

自宅のタイヤが平積みされて、邪魔になってきましたので、タイヤ収納用に、物置小屋を

作りましたので、作るために気を付けることなどを5回ほどの分けて掲載します。

大きさは畳1枚の大きさが有れば、タイヤの平積みで2本並べて置き、途中に棚を設けて

2段とし、出来るだけ加工工数を減らすようにして計画しました。

予算は大体70,000円程で出来ればいいという事で作ることにしました。

製作期間は、日曜日だけを使って作るために、年内に完成することをめざしました。

図 面

タイヤサイズの配置による計画図及び平面図

壁部品図1

壁部品図2

屋根部品図

最終的に、屋根は大きすぎて載せるのが難しいと判断し、両側の298mmを

切り落として、1820mmの幅で作りました。

・図面は、JW_CAD(JWW)というフリーのキャドソフトを使って書いています。

第一回は、基礎についてです。

物置小屋の概要:小屋の床面積は畳1枚分合板(1820x910mm)の大きさで、

高さもボード1枚分の高さ(1,820mm)とし、屋根は片流れとしました。

使用したのは、12mmの構造用合板です。

出来るだけ簡単に作れることとするため、基本材料は2x4材と12mmの構造用合板

と言われる1,820x910mmの合板を使って製作しました。

また、2x4がメイン材料で、ワンボックスカーで材料を運ぶことを考慮しました。

私のくるまでは、長さが2,438mm(8フィート)までなら運べる事が判りましたが、

2x4の6フィート(1,829mm)が一番安く売られているので、あくまでも

6フィート材を購入して、自宅で切断することにしました。

ちなみに、1フィートは304.8mmです。

最終的は外観は下記です。

簡単に説明します。

外壁の仕上げ:波型ポリカーボネート樹脂製6尺(幅655x長さ1820)

屋根の仕上げ:波型ポリカーボネート樹脂製5尺(幅655x長さ1520)

屋根庇裏や土台部分にはペイントしています。

一応、カギ付きの小屋としました。

1.タイヤ小屋の位置

基礎部分の作成は、まず、基礎床となるフレームを組み、

小屋の位置を決め、基礎の位置を決めます。

この時、屋根がはみ出し、雨どいがつくことを忘れないようにして、

位置を決めることが大事です。

出来るだけ、自宅の雨や雪はお隣に行かないようにすることが重要です。

2.基礎位置の決定

基礎の位置を決めたら、穴を掘っていくのですが、この時、深さを

一定になるように調整することが重要です。

そうしないと、コンクリートの量や砕石の量が変わってきますので、

現状地盤よりの深さを決めましょう。

私の場合は大体20cmとしました。

深さは、木材を地面に置き、基礎の深さを確認する程度で構いません。

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3.砕石とコンクリート

今回の基礎は6ヵ所ですが、4か所は羽子板付き沓石(くついし)、真ん中の

2か所はピンコロ(四角いコンクリート)を置くことにしました。

a.砕石

コンクリートを打設する前に、砕石を入れて、地盤を固めます。

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b.コンクリート

砕石をある程度踏み付け、ほぼ平らになったら、コンクリートを打設します。

コンクリートは水を加えるだけのドライコンクリートを使用して、下の写真のように

かなり硬めに水を加えて使用します。

基礎用のコンクリートは出来るだけ水を少なくして、流れ出さないように、

固練りコンクリートとしてください。

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4.土台コンクリート

コンクリートが固まらないうちに、羽子板付き沓石(くついし)を置き、

水準器を使って、水平になるように調整する。

先ずは、4か所に礎石を配置して調整する。

水平(水準)を確認する。

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5.土台の水平

土台のコンクリートを4か所置いて、その上に床用木組みを置いて、水平になるように

調整します。

ただし、ここでは大体で構いません。なぜなら、土台コンクリートに柱を立てて

高さを調整するからです。

しかし、ある程度は水平になるように調整した方が後々の作業が楽です。

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今回は、ここまでとします。

以下、全体構成

1.計画及び図面

2.必要部材及び見積金額

3.必要な機械

4.製作

4-1 基礎

物置小屋を作ってみて分かったこと その1(基礎)

4-2 床組

物置小屋を作ってみて分かったこと その2(床組)

4-3 壁軸組み

物置小屋を作ってみて分かったこと その3(壁軸組み)

4-4 屋根

物置小屋を作ってみて分かったこと その4(屋根)

4-5 外壁仕上げ

物置小屋を作ってみて分かったこと その5(外壁仕上げ)

4-6 その他工事

物置小屋を作ってみて分かったこと その6(その他工事)

最後まで、お読みいただきまして、ありがとうございました。

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